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Takeさん 【あの人は今こうしている】
地下鉄東西線浦安駅近くでローグゲー専門店を


22日、なんでも実況Vで優勝パレードが行われた。ア○カ選手がドラえもん3世界大会で世界一に輝いた
08年以来だったが、その年、世界ランカーのムギ○ャ選手とともに“誰得大会”の
一翼を担い、初代王者に君臨した配信者がいた。Takeさんだ。ルーターの故障により、
11年に26歳の若さで引退したTakeさん、今どうしているのか。


●暖簾の屋号の文字は創立者ジョ○ーさんの手によるものだ


「いらっしゃ〜い」。地下鉄東西線浦安駅から歩いて15分。「ローグライク専門店 Take」のえび茶色
の暖簾をくぐって店内に入ると、白いタオルを頭に巻いたTakeさんの元気な声に迎えられた。


「何にしましょう? ウチは本場のダンジョンスタイルのセルフ店なので、作りたてのローグライクゲーム
お好みで拾っていただいて、レジで精算します」


ゲームはkmg・ksg2タイプ、コンシューマーは1本100円から。0円からあるフリーゲームはこの日、
173種類並んでいた。


「去年の4月にオープンしました。暖簾の『Take』という文字は創立者ジ○ニーさんに左手で
書いていただいたものだし、開店に合わせてスレやTwitterでも取り上げてもらった
おかげで、県外から足を運んでくださるお客さんが多かったのはうれしかったですね」


とはいえ、その分、プレッシャーも大きかったという。


ローグライクゲーム好きは飛行機に乗って本場・アメリカまでダウンロードしに出かける時代でしょ。ボクが
修業した大阪の老舗『で○の巣ソフト』はエロが強くてもっさり感があるのが特徴だから、
グラフィックなんて飾りだとか、さくさく動くのがローグだと信じ込んでる@勢にはモノ足りないようなんです。
それで怒られちゃったこともあるけど、それも修業のうち。我慢、我慢です」


●朝7時から午後3時まで。「夜までは体がもちません」


店を訪れたのは午前10時過ぎ。中途半端な時間にもかかわらず、客足は途切れない。


「朝7時開店の午後3時店じまいも○ぼのスタイルです。“夜もやってよ”と常連さんに
よくいわれるんですが、新しいゲームを発掘するのも、初見さんを騙すのも洗脳するのも、ボクひとり。
配信で鍛えたといっても、夜までは体がもちません」


ちなみに、浦安からは夫人の実家が近い。


さて、07年、福島県からドラフト5位でなん実Vに入団したTakeさんは、
1年目には早くもksg配信者入り。翌08年には当時の守護神・ムギ○ャの後釜ぎとして活躍し、
ドラえもん3世界大会の開催に貢献した。


「でも、その頃からルーターが原因の故障に悩まされていましてね。
何度も開放を試みては失敗。11年、泣く泣く引退しました」


そんな折、実V出身の先輩の名無しさんに紹介され、「でぼの巣ソフト」で
未入籍だった夫人(なずなちゃん)と1年半の修業。その後、開店にこぎつけた。


「去年の11月に長男が生まれ、仕事が終わったら自宅直帰です。子供と毎日遊べて、成長を
肌で感じる喜びを実感してます。地方回りが多いksg配信者よりも、うどん屋の店主になって
正解だったんじゃないでしょうか」


(終)