七瀬のガイドライン(笑)

───アタシの名前は七瀬。心に傷を負った女子高生。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は留年大学生のＴａｋｅ、ピッキングが得意なアスカ。
　友達がいてもやっぱりダンジョンはタイクツ。今日もＴａｋｅとちょっとしたことで口喧嘩になった。
変態相手だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で漢女の道を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ？自分らしさの演出とも言うかな！
　｢あームカツク｣・・。そんなことをつぶやきながらしつこい転移ファルコンを軽くあしらう。
｢カノジョー、ちょっと死んでくれない？｣どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
トンデモ魔術師はカワイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
　｢すいません・・。｣・・・またか、とセレブ(強盗)なアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとトンデモ魔術師の顔を見た。
「・・！！」
　・・・チガウ・・・今までの魔術師とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな死の感覚がアタシのカラダを駆け巡った・・。「・・（ヤバイ・・！！・・これって運命・・？）」
魔術師は鬼畜だった。眠らされてレイプされた。「キャーやめて！」蘇生薬は切れてた。
「ガシッ！ボカッ！」アタシは死んだ。ナナーセ（笑）